マジで。

2002年9月20日
またいつもの通り深夜の3時くらいにバーチャルプロレスリングで『時期挑戦者決定トーナメント』を開いてたらウチで飼ってる犬が物凄い勢いでテンパり始めた。

普段、俺、あんまり世話とかしてないから、家族でどっか行って帰ってきても俺にだけ飛びついてくれなかったりするんだけど、そんな俺にがーーっ何かをアピールしてんの。


まぁ、起きてんの俺だけだったんだけど。


があーーーっ!って見た事ない口の開け方で吼えてドアの前でアピールしてんの。家ん中で飼ってるから。

「ハウス!」って言っても途中まで行くんだけど毎回同じとこで「やっぱり駄目だ。」みたいな感じで引き返してくんの。

途中まで行くんだけど戻ってくるってのが怖くて。本能っていうか日常の習慣でロボットみたいに戻りかけるんだけど、その制御振り切って引き返してきてるわけじゃん。

それって、まんま、イコール、「日常じゃない」って事じゃん。


外に出たいらしいのよ。


是が否でも。


怖かったぁ。

絶対、誰か意味不明な人間(身の丈3mとか、緑色とか、)が倒れてるんだと思った。

それかこの家何者かに囲まれてるんだと思った。

マジで思った。

それくらいの「テンパリ」なんだもん。

で、ゴルフクラブ片手にくわえ煙草(落ち着かせるため)で外行ってみたら誰もいないの。

マジでほっとした。


で、犬外に出した。


落ち着いたかなと思ったけど駄目だった。

聞いた事無いような声(明らかに「ピィーー!ピィーー!」)で鳴くし、

アピールは激しくなる一方だし、

風呂場までついてくるし。

風呂入ってて横に犬がいるのは凄い変な感じだった。


もうね。マジで薬だと思った。


通りすがりの頭おかしいやつに薬物注射されたんだと思った。

それか、なんか光線に当たったんだと思った。

マジで、本当に、そう思った。


で、風呂場で自分の足に付いた泥食ってるのに気付いた。


『・・・・腹、減ってんのか?』


母ちゃんが飯やり忘れる事なんて絶対無いと思ったんだけどあげてみた。
物凄い食った。
本当に凄い。なんか不謹慎なんだけど笑ってしまった。感情丸出し。犬の感情丸出しってあんま見た事ないから新鮮だった。本当に「水飲まないと。水。」って言おうとして(言って)そして「あ。そういや言葉通じないんだ。」って気付くくらいだった。
で、ちょっと悲しくなった。
「ごめんなさい。」ごめんなさいって思った。飼い犬なのに餌を忘れる事ほど残酷な事はないなぁ。と思った。
中崎タツヤの漫画で「定年退職して独身のため家に帰っても誰もいない老人がフラリと旅に出、仕事をしていた頃には体験できないような人とのふれあいをしその村での生活に希望を見出す。で、帰ってきたら犬が餓死していた。」って漫画があったけど笑えないもん。
「なにさらしてくれとんのんじゃわれえええぇぇーーーっっ!」
って感じだもん。


まぁ、何はともかくこれで一安心。と思ったら物置の1番上に必死で行こうとしてた。


どうしちゃったの?ハナ?


補足⇒タイトルに特に意味はありません。
言うならば『本当は今日は大学の愚痴(死ね。滅んでしまえ。)書こうと思ったんだけど、その機会はこれからくっさる程ありそうなんで今日はパスしました。』ってとこです。
んじゃ、今日はここまで。お休みなさい。

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